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お知らせ・情報【ブログ】管理会社への不満の実態とマンション管理士起用メリットが分かる!!
4月17日、資産形成メディア「フィナシー」の「マネーの人間ドラマ」のコーナーで、「64歳・新米理事長の改革」と題した記事が掲載されていました。
本記事の要約は、以下のとおりです。
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◾️ 定年直前に、都内の小規模マンションを購入したH氏(64歳)。マンションには満足しているものの、気になっていたのが管理会社のことだった。 その管理会社は大手デベロッパー系列で、某雑誌ではランキング上位の常連として名を連ねる。ただ、実際の管理の様子を見ていると結構粗が目立っていた。
◾️管理人はほぼ1年ごとにころころ変わるし、遅刻や早退も少なくなく、決して熱心には見えなかった。フロント担当者もまだ入社後数年の若者で、前の理事長が「返事はいいが、積極的に動いてくれない」とこぼしていた。
◾️ その後、理事長になったH氏は、会計帳簿等を確認して、さまざまな費用が物件規模に比して割高ではないかと疑念を持ち始めた。
◾️また、販売時には修繕積立金が低く設定されていたこともあり、最近の物価上昇を受けて2度目の値上げが議題に上がっていた。
◾️さらに、空き区画の目立つ駐車場の問題も挙がっていた。利用料が周辺相場と比べて明らかに高く、わざわざ外部の駐車場を契約する居住者もいるほどであった。
◾️駐車場問題は早くから理事会でも問題視されており、役員からの一部駐輪場に改装する提案をしても、管理会社担当者は逃げ腰で、実のある計画を示さなかった。
◾️他にもある。損害保険の契約更新の際、より保険料の安い保険会社を提案したら、管理会社から「その保険会社とは代理店契約を結んでいないので、その保険会社がいいなら管理組合が独自で契約してくれ」と言われた。・・・・※1
◾️マンションの入居者は若い人が多く、組合活動にも比較的熱心なため、理事会でも管理適正評価制度や修繕積立金の運用などの質問が出てくるが、管理会社の担当者はそれにもほとんど答えられない。
◾️そんな時に相談したNPOから紹介されたのが、マンション管理士だった。「マンション管理の主役は利害が一致する住人。管理会社には期待しない方がいい」というアドバイスに他の理事も賛同し、コンサルに入ってもらうことにした。
◾️マンション管理士は、信頼できる業者数社から見積もりを取り、価格や内容の違いについて丁寧に説明してくれた。それによって、ただコストが安いだけではなく、そのマンションの状況に合った業者を選ぶことができた。
◾️それまでも管理会社が相見積もりを取って検討するスタイルではあったが、「今思えば、出入り業者にお墨付きを与えるための“出来レース”だったような気がする」とH氏は話す。
◾️そのマンション管理士は、理事長経験も長いだけあって、上階の騒音問題等で住民同士がトラブルになりかけた時も、双方の住民の主張を丁寧にヒアリングし、一方だけが有利にならない形で解決を図ってくれた。
◾️その後、総会でこれまでの管理会社との契約を延長せず、マンション管理士が推薦してくれた新たな管理会社と「一部委託」の契約をする議決をした。コスト面の見直しを進めてくれたこともあり、管理費用は大幅に削減された。・・・・※2
◾️ずっとあの管理会社に任せていたら、気が付かないうちにマンションの価値が大きく毀損されていたかもしれない。マンション管理士には、いくら感謝してもしきれない。
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上記の記事は、個人の資産運用をテーマにしたサイトで掲載されていますが、マンション管理組合の理事長が「改革」に取り組んだ実体験としてたいへん参考になるものです。・・・続きはブログで!